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Spike Auto [スパイクオート] =愛知県・豊橋市でイタリア・フランスなどの輸入車を中心に、メンテナンス・モディファイや車両販売を行うプロショップ。

ブレーキキャリパー

本題に入る前に一言、プジョー106ラリーは残念ながらまだ売れていません。
どなたかお願いします。

20140125005_R.jpg

今回はブレーキキャリパーのOHの記事ですが、整備車は画像のフェラーリ412。
珍しい車です。僕は実物を初めて見ました。古い車が好きだという方からの電話で「フェラーリもやってくれる?」と言われたのでもちろんお受けしました。電話では詳しく聞かなかったので308か328あたりかなと思っていたら、乗ってこられたのはコレ。「そうきたか」ってな具合です。
FR,4シーター。発売当初から賛否両論あった車ですが、実物は理屈じゃなくかっこいいです。それとデカイ。
入庫中に来店された人の反応を見るのがなかなか楽しかったです。

それでは早速バラします。




20140125001_R.jpg

画像はないですが、4ポットの普通のキャリパーに見えますが、キャリパー1つにブレーキホースが2本入っています。
1つのキャリパーが2系統になっています。さすがはスーパーカーといったところでしょうか。

バラしてみたところ、ある程度の予想はしていましたが、ピストンの固着を含めた錆がぎっしりです。

20140125002_R.jpg

ピストンを抜き取ったキャリパー内です。奥の方に溜まった錆色のブレーキオイルが見てとれます。
ブレーキオイルは吸湿性があるので放っておくと錆びてきてしまいます。
当然、ピストンの動きが悪くなり、引きずりを起こします。もっと悪い状態のもOHしましたが、その車は、完全にブレーキがロックした状態でした。
とりあえず、このくらいであれば磨きでなんとかなるので一生懸命掃除します。

20140125003_R.jpg

ピストン、キャリパー共にきれいになりました。ここまでで約1時間、背中がバッキバキです。
でもきれいになって気持ちがいいので一気に組み上げます。

20140125004_R.jpg

白いダストブーツが余計に気持ちがいいです。
ローターもきれいに研磨して、パッドも新品。実に気持ちがいい。達成感も倍増です。
気持ちよく組み上げて完成です。

車検時にブレーキオイル交換を勧められるかと思います。それは前述にあるようにブレーキオイルに吸湿性があるためです。錆が出てくるだけならまだしも、ブレーキオイルに水分が混入するとオイルの沸点が下がります。ブレーキはかなりの高温になるため、沸点が低いとブレーキラインに気泡ができてしまいます。細かい説明をするとまた苦情がくるのでほどほどにしますが、長い下り坂等でブレーキペダルがブカブカになってしまうアレです。非常に危ない状態です。それを防ぐためのブレーキオイル交換です。
しかしながらブレーキオイル交換をしたといってリザーブタンク内のオイルだけを抜き取って補充する、という手抜き作業も見ました。ブレーキオイルはエンジンオイルのようにライン内を循環しないのでほとんど意味がありません。
ドライバーの命に直結するブレーキ、ちゃんとしましょう。









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