
暑いです、猛烈に。
エアコン非装着車の人が気の毒です。
しかしエアコンがあるのに効かない人はもっと気の毒です。
そこで今回はエアコンのガス漏れについてです。
エアコン装着車全てに付いているサービスバルブ。
画像中央の黒いキャップがついているところです。何をするところかというと・・・


こんな具合にエアコンのガス圧を点検するマニホールドゲージを取り付けるためのものです。
今回の案件はガス漏れですが、すでにUVペイント(UVライトを当てると発光する特殊ペイント)が入っていたためゲージを繋いでガス圧を点検後、UVライトにて漏れ箇所を探していました。
ところが漏れ箇所が見つかりません。このペイントが入っていると年間2グラムの漏れも見つけることができます。なのに・・・。
視認出来るところに漏れがない場合のほとんどは一番最悪な部品、エバポレーター。ダッシュボードの一番奥に取り付けされています。当然のことながらダッシュボード脱着になります。
それは避けたいところなので、もう一度落ち着いて、もしやとゲージを外してバルブのところへUVライトをあててみると「ぴか~」。光っております。ペイントを注入する際に付いたものとは明らかに違う光り方です。

これがバルブ本体、バルブコア(通称、ムシ)です。小さいです。専用の工具にて取り外します。
タイヤのバルブも似たようなものが付いています。
この車のオーナーさんはラッキーです。なぜならエアコン修理の中で一番安く直るから。
窒素ガスを充填し、再度漏れを確認して、ガスチャージしておしまい。
冷え冷えの風がしっかり出てます。
これで日本の夏も快適にドライブ出来ることでしょう。
楽しい思い出をたくさん作ってきてください。
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